完全母乳とミルクオンリー・混合のメリットデメリット

完全母乳とミルクオンリー・混合のメリットデメリット

赤ちゃんを授かったお母さんが一番最初に悩む問題は、赤ちゃんを母乳で育てるかミルクで育てるかではないでしょうか。

昔に比べてお母さん世代のライフスタイルは大きく変化しており、完全母乳を望んでいても実際には難しいというケースもあります。母乳、ミルク、混合のそれぞれのほ育方法のメリット・デメリットをまとめました。



母乳神話には警鐘を鳴らす声も…

日本では昔から、産まれたての赤ちゃんには母乳が一番適しており、出来るかぎり完全母乳で育てた方が良いとされていました。そのため、母乳の量があまり出ずに粉ミルクを足しているお母さんの中には、赤ちゃんをミルクで育てているということに引け目を感じる人も多かったのです。

しかし、最近の研究では、出産直後のお母さんは母乳の出が安定しないことが多く、その時期に完全母乳にこだわってミルクを与えずにいると、赤ちゃんの発育や発達に悪影響が出ることもあると分かりました。これまで唱えられてきた母乳神話には問題になる部分もあり、母乳で育てるかミルクで育てるかというのは、赤ちゃんやお母さんの体調や状態を考慮する必要があります。

 

完全母乳のメリット・デメリット

母乳には、ビタミンやミネラル、タンパク質など、赤ちゃんに必要とされるさまざまな栄養が含まれています。また、産後すぐに分泌される初乳にはラクトフェリンなどの免疫力を高める成分が多く含まれているため、初乳をしっかり飲ませた赤ちゃんは病気にかかりにくいともいわれています。

母乳は赤ちゃんにとってメリットになることが多いですが、お母さんにとっても、母乳を飲ませることで子宮の収縮を促し、産後の回復を早めるといった効果があります。

赤ちゃんに母乳を飲ませることは、母子にとって最良の選択であることに間違いはありません。しかし、その母乳にもデメリットはあります。それは出る量が安定しないということ、いくら完全母乳で育てたくても、母乳が思うように出ずに困っている人や、逆に母乳の量が多すぎて乳腺炎になってしまう人もいます。

またお母さんの摂った食事は母乳にダイレクトに含まれるため食事には配慮する必要があります。特に赤ちゃんにアレルギー症状が出てきたらその原因となる食べ物はお母さんも制限しなければなりません。

完全母乳のメリットとデメリットでしたが赤ちゃんに必要なだけの母乳が出るならやはり完全母乳が一番です。しかし、少しでも量に不安がある時には、迷わずミルクを足してあげるようにしましょう。

 

粉ミルクのメリット・デメリット

一昔前までは、粉ミルクは母乳に比べて栄養成分が劣ってしまうという説がありました。しかし、最近では粉ミルクメーカーの研究も進み、母乳と変わりない栄養成分・免疫成分を持った高品質の粉ミルクが販売されています。ですから、赤ちゃんの栄養面で考えれば、母乳でも粉ミルクでも、どちらを選んでもさして変わりはないと考えられます。

粉ミルクの大きなメリットの一つは、お母さん以外でも、誰でも授乳が行なえるということです。母乳の場合では、赤ちゃんにとっての食事である授乳がお母さんしかできないため、働くお母さんにとっては職場復帰を遅れさせる原因にもなっていました。

しかし、ミルクは誰でも授乳ができますから、比較的お母さん側の負担を減らすことができるのです。粉ミルクのデメリットは、授乳の際に手間がかかることや、金銭面での負担が生じることです。赤ちゃんと一緒のお出かけにはミルクの準備が必要となり、旅行中や夜間の授乳など、負担を感じるお母さんも多いです。

 

混合哺育のメリット・デメリット

母乳とミルクの混合哺育では、それぞれの良い面を生かしながら子育てが出来るため、お母さんにとっても赤ちゃんにとってもメリットが大きい方法だといえます。ただ、お母さんの希望通りに赤ちゃんが母乳とミルクを飲み分けてくれれば良いのですが、ほとんどの場合、赤ちゃんは自分の飲みやすい方法を好んでしまう傾向があり、混合哺育はあまり上手くいかないケースも多いようです。

母乳は1日に2.3度は授乳しないとおっぱいが張って痛みが出てしまいますし、授乳回数が少なくなれば出る量も徐々に減っていきます。そうしたことも考えながら、混合哺育する時は計画的に進めるようにしましょう。

 

可愛い赤ちゃんを母乳で育てるかミルクで育てるかはお母さんにとっては悩ましい問題ですよね。産院でも完全母乳を推奨するところ、足りないときにはミルクを迷わず足すところなど方針は異なります。

母乳が赤ちゃんにとって一番いいというのは確かなことですが、でもミルクも厳しい基準をクリアしたものだけが販売されていることを考えると母乳が足りないときはミルクで全く問題はないはずです。

実際、我が家は完全母乳、混合、ほぼミルクオンリーと三者三様でしたが10年後、20年後そのことによる違いは全く100%ありません。母乳、ミルクの問題よりもお母さんのストレスなど精神的な問題の方が赤ちゃんに与える影響は大きいのではないでしょうか。

是非、お母さんの体調や母乳の量に合わせて、負担の少ない方法で授乳を楽しんで下さいね。

 

まとめ

ほ育方法のメリット・デメリット

完全母乳のメリット
・母乳には赤ちゃんに必要な栄養成分が豊富なので病気にかかりにくい・ママの産後の回復を早める・与えるのが楽など
デメリット
・出る量が安定しない・ママは食事に注意が必要など

粉ミルクのメリット
・ママ以外誰でも与えられる・職場へ早く復帰するときも楽など
デメリット
・経済的な負担・哺乳瓶の消毒や温度調節など手間がかかる・夜間の授乳が大変など

混合のメリット
・それそれのメリットを生かせる
デメリット
・赤ちゃんが一方を好むと他方を飲まない恐れがある

結論
ママがストレスにならないほ育方法がいちばん!

 



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