【育児ノイローゼ】症状チェックと子育てを楽しむ秘訣

【育児ノイローゼ】症状チェックと子育てを楽しむ秘訣

毎日の子育てにバタバタしているうちに、いつの間にか進行してしまう育児ノイローゼ。なんとなく憂鬱だったり落ち込みやすかったり、そういった自覚症状はあっても、それが育児ノイローゼの症状だというのは自分では気付きにくいという面があります。育児ノイローゼの気を付けたい兆候や、よくある症状をチェックして、上手に子育てを楽しむ方法をご紹介します。



 

育児ノイローゼってどんな病気?

育児ノイローゼとは、育児を行なっている母親が情緒不安定や鬱症状などを起こし、精神が追いつめられた状態になってしまうことをいいます。育児ノイローゼの原因には、慣れない育児や子育て環境の影響が一番に考えられますが、その他にも、出産後に女性ホルモンの働きが急激に変化していくことが母親の心身を不安定にさせることが分かっています。

育児ノイローゼは精神的な不安定さと並行して、睡眠障害や過食・拒食症などの症状を引き起こすこともあり、適切な治療を受けないまま悪化すると自殺に繋がってしまうこともあります。気になる症状がある時には、できるだけ早く病院を受診して治療を始めることが大切です。

 

育児ノイローゼの症状チェック

育児ノイローゼによくある症状をまとめました。この中で2つ以上当てはまる時は要注意です。

・普段は気にしなかったようなことで激しく落ち込んでしまう

・今すぐ逃げ出したい、など、理由もなく切迫感にかられることがある

・子どもの泣き声を聞くと気持ちが不安定になって、落ち着かなくなる

・子育てはきっちりやらないと気になってしまう

・人に会うことがつらい、誰にも会いたくない日がある

・寝付きが悪く、眠りが浅い

・食欲がわかず、何も食べたくない(拒食)

・お腹が減っていなくても、とにかく何かを食べたくなる(過食)

・気がつくと家族に厳しく接している

・イライラして歯止めがきかなくなる時がある

 

育児ノイローゼになりそうなときは

1人で悩まず相談する

もしかしたら育児ノイローゼかも知れない…。自分でそう感じたら、まずは家族や友人などの身近な人に相談してみましょう。親しい人には言いにくいという時は、地域の子育てアドバイザーや保健士にも相談ができます。

母子手帳や市町村のホームページなどに、育児相談についての情報が記載されていますから、確認してみてください。地域で相談するのがいやなときには育児無料電話相談などもいくつもありますので「誰かに聞いてもらいたい」と思った時には気軽に連絡をしてみて下さい。

自分自身が育児ノイローゼについて自覚するというのは、症状がかなり表に出てきている状態だとも考えられます。もしもそこで何も手を打たずに見過ごしてしまうと、表面的には普通に過ごせているように見えても、心の中はどんどん追い詰められてしまいます。

精神的につらいと思ったら、心にフタをせず誰かに相談するようにしてみましょう。

 

子育てでカンペキを目指さない

育児ノイローゼになりやすい女性は、どちらかというと子育てでカンペキを目指しがちです。

子育て雑誌や専門書を読んで、「こういう時にはこう対処する」と、参考にすることは良いことです。しかし、絶対にこうしなくてはダメ!間違えたら大変!と、あまりにも真面目に思い込んでしまうと、予想外のことが起きた時や思っていた通りの対処ができなかった時に、自分を責めたり精神的に追いつめられてしまいます。

子育ては子どもの数だけ形があり、正解はありません。他の子どもにとっては参考になることも、我が子には全く当てはまらないことも多々あります。絶対にうまくいく方法なんてないのです。

「頑張らなくては!」と、子育てを1人で背負い込まず、色々な人の力も借りながら少しは「手抜き」をしてみても良いのではないでしょうか。

 

気持ちを切り替えて楽しもう

育児ノイローゼになる女性の中には、これまでの子育てで自信喪失して、自分が嫌になってしまったという人も多いです。自分は一生懸命やっているつもりなのに子育てが上手くいかない時、挫折感を感じて人生がつらく感じることもありますよね。

でも、今は子育てに全力投球している人でも、それ以前にはもっと違った生活があったはずです。育児に翻弄されていると、その時間が永遠に続くように思えますが、子どもの手がかかる時期というのは長い人生の中では本当に短い年月です。

もう少し時間がたって子どもが大きくなれば、子育ては絶対にラクになります。今は子どもが小さいから大変だけど、子どもが成長すれば少しずつラクになっていくんだ。そう思って、肩の力を抜きましょう。

そして、夫や家族に協力してもらって、少しでも1人の時間を作れるようにしてみて下さい。家族が無理なら、行政のファミリーサポートや一時保育などで短時間預かってもらうこともできます。

子育てを楽しむためには、適度な息抜きがとても大切。人に預けることに後ろめたさなんて感じずに育児中でもひとりの時間を持つことは当然の権利、ぐらいに思って気持ちをリフレッシュさせましょう。少しの余裕はまた頑張ろうという大きな力になります。子どもにもプラスになること間違いなしです。

 

育児ノイローゼの症状はさまざまで、かなり進行していても自覚していない人が多いといいます。なんだかいつもと違う…。そんな風に、自分の心身の調子がおかしいと感じたら、軽く考えずに相談してみるようにして下さいね。



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