才能は作り出せる



人には皆その人だけの特別な才能があるんだと思っています。仕事やボランティアで子ども達を見ているといろんな才能に気付きます。それを大人・親目線で見て役に立つ、役に立たないで判断しそれをつぶしてしまうのはもったいないことです。

自分の才能に気付き、それを生かせている人は幸せですよね。しかし、自分には何の才能も取柄もないと思っている人もいらっしゃることでしょう。しかし、その才能は自分で創りだすことができるんです。我が子たちは多才です。

例えば二男は同時に他のことが3つも4つもできます。私などせいぜい何か一つのことをしながら音声を聞くくらいです。で、何ができるかっていうとテレビゲームをしながらマンガを読んで宿題をしておやつを食べて耳ではこっちの会話を聞いている、です。これは小学校時代の才能です。

バカバカしい、それは才能とは言わない!ごもっともです。宿題しながらゲームやおやつって普通なら怒られるところです。『宿題が終わってからゲームをしなさい』ですよね~そしてここに大人の価値観や固定観念があらわれています。

宿題とゲームを一緒にやるべきではない、勉強が身につかない、食べながら他のことをするべきではない、物事は一つのことに集中して取組べきだ、後で困る、みっともないなどなど。これに『どうして?』と聞いていくと最終的には『そんなの当たり前だろう』ってなりませんか?

それって立派な固定観念ですよね^^もっとも食事だけはすべてのことを止めて食事(と会話)だけに専念してもらうのが我が家ルールでした。何故か?食事は味わって食べてほしい、食事しながらいろんな話をしたい、聞きたい、という母である私の自己満足のためです。

食事以外はすべて自分のやりたいようにでOKだったので食事に関しても私の自己満足を皆聞き入れてくれました。食事以外の自分の時間管理をすべて自分でやった結果、同時にいくつものことをするようになったのでした。

結果、10年経っても何の問題もないどころか、どんどんたくましくなる一方です。あっ、書きたかったのはこれではなく、才能についてでした。彼のもう一つの才能、それはペン回しがとてもうまいこと、です。すごく器用にくるくる回せるんですねー。ちなみにこちらは高校生時代の才能です。

いつものようにペンをくるくる回していたので
「ホントうまいよね~」
「おかんもやってみ」
「だめだ、全然できない、難しい、相当練習したんだね」
「うん、相当やった」
「でも、なんでやってみようと思ったの?」
「ネットでたまたま見てね、オレにもできそうだと思ったのよ、だからやってみたけど結構難しかった、でも絶対できるって思ったから練習したらここまでうまくなった」

「でもさ、これ学校でやってるとさ、みんなすごい才能だよね、って言うんだよ。オレ、相当頑張って練習して、こればっかりやって、時間もいっぱい使ってやっとできるようになったのに結果だけみて才能だけで片づけられるのは少しムカつく」
「なるほど、ってことは才能って頑張って自分で作りだせるものでもあるんだ」
「うん、そうだと思うよ」

なるほど、母はまた息子に学びました。あのイチロー選手ももともと野球の才能があったわけではなく、できると信じて練習をずっと続けてきた結果あそこまでの大リーガーになったんだろうな、と思ったものです。

ちなみにペン回しを極めた後、今までの後れを取り戻すかのようにそれにあてていた時間を勉強へとシフトして行ったのでした。ペン回しもその後のコミュニケーションツールとして大いに役立っているのではないかと思われます。



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