ネットで話題の生活保護に裏ワザは存在するか、を徹底検証!

ネットで話題の生活保護に裏ワザは存在するか、を徹底検証!

生活保護といえば、さまざまな事情により生活が困窮している人に受給されるお金ですが、申請から審査、受給まで、生活保護を受け取る為のハードルは想像以上に高いともいわれます。そのため、確実に生活保護を受給したいと考えている人の中では、審査に通るための裏技が存在するという噂が、ネットで流れて話題になっています。

でも、本当に生活保護の裏技なんて存在するのでしょうか?調べてみました。



親や兄弟の所得をごまかす?

生活保護の申請を行なった場合、本当にその人が生活に困窮しているのかというのを、役所の担当職員に細かく調査されることになります。

自分の預金額、持ち家や車などの財産になるものがないかを調べられるほか、本人の親や兄弟には「扶養照会」という書類が届き、生活保護を受けようとしている人に対して家族が援助をすることは出来ないのかということも調べられます。もし、その時に親や兄弟の収入が多いと、生活保護の受給が不利になると考えられるので、親兄弟の所得をごまかすのが裏技ということになっています。

しかし、実際には家族の所得の額に関わらず、扶養する気持ちがあるかないかで決定される場合が多いようです。いくら兄弟の家計がうるおっていたとしても、家のローンがあって援助するどころではないと兄弟が主張すれば、それ以上役所が踏み込んでくることは少ないです。

逆に、所得や財産をごまかして申請をした場合の方が、虚偽の記載がばれてしまった時にせっかく受給された生活保護を打ち切られたり、罰金を支払わなくてはいけなくなることもあるので、調査には、正直にありのままを申請した方が良いでしょう。

 

生活保護のブローカーがいる?

生活保護の裏技の情報の中には、「自分に連絡をくれれば必ず受給できます。」「住む場所も確保します。」「困っている人の味方です。」などという、一見「おいしい」情報を見かけることも多いですよね。

生活保護の申請では、担当の職員から色々なことを根掘り葉掘り聞かれ、家族や親戚にまで連絡が行き、預金を調べられ、家庭訪問までされてと、面倒なプロセスが山のように待ち受けていますから、そういう時にもし手助けしてくれる人がいて、しかも必ず受給させてくれるなら言うことはありません。でも、そんなにうまい話が本当にあるでしょうか?

実際に、生活保護のブローカーと呼ばれる人がいて、生活に困っている人からの依頼を受けて役所に仲介をしている事実はあるようです。

ただ、そういったブローカーの人は、生活困窮者を助けるボランティアとして仲介をしているのではなく、ビジネスとして行なっているのです。出来るだけ早く、確実に生活保護を受給したいと焦る気持ちは分かりますが、法的なルールに則ったプロセスを経て受給をしていないと、あとあと自分にとって良くない事態が起きないとも限りません。

自分一人での申請に不安がある場合には、家族や友人など、信頼できる人に相談するようにしましょう。

 

演技力が受給の決め手?

生活保護を受給できるかどうかというのは、担当になった職員の気持ち次第で変わる。だから、その職員に同情してもらえるように演技したり、または強い態度で脅したりすることが有効。なんていう噂も、生活保護の申請の話題ではよく聞きます。

確かに、昔は担当職員の感情に左右されていたこともあったようです。しかし、そうした不公平感を無くす為にも、今では生活保護の受給に関して細かいルールが定められており、どれだけ上手く演技をしたとしても、それが受給に繋がるかどうかというのは実質的な審査に委ねられているのです。ですから、役所の窓口で怒ったり泣いたりしたところで、あまり意味が無いというのが真実のようです。

 

生活保護に関してはさまざまな噂が飛び交っていますが、そのほとんどは真意不明のものです。情報に惑わされて申請に不備があった場合、不正受給とみなされれば100万円以下の罰金を科されることになります。そんなことになったら本末転倒ですよね。本当に生活に困窮していれば、正しい方法で申請して受給されるのが普通です。

 

以上のことからわかるように生活保護に裏技はない、といっていいでしょう。生活保護を申請しようとしている方は、国で決められたルールを守って、正しい方法で申請してくださいね。



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